健康づくりにウォーキング
【有酸素運動で体脂肪燃焼と生活習慣病の予防と改善】
有酸素運動は、体内にたくさんの酸素を取り取り込んで糖質と脂肪を燃焼させ、肥満の予防に効果的です。無理なく長時間にわたり有酸素運動を続けられるウォーキングは、ジョギングやサイクリングに比べ手軽に誰にでも出来る身近なスポーツで脱メタボリックシンドロームに最適です。
【脳の活性化、そして老化予防と防止】
ウォーキングをすることで全身の筋肉が働き、適度な刺激が絶えず脳へと伝達され脳が活性化されます。歩くことは、足や腰の筋肉を多く使うため脚力の保持増進と共に骨にも適度な刺激を与えます。筋肉の衰えや骨粗しょう症の予防に大きな効果があります。
【心肺機能の強化とストレス解消】
ウォーキングすることは、脳の活性化や筋肉増強の他心肺機能も向上させます。心臓や血管の発達により身体の隅々まで酸素やエネルギーを効率よく循環させます。また、五感を働かせて歩くことによって心のリフレッシュにもつながりストレスの解消になるのです。
【ウォーキングと免疫力】
免疫力を高め病気に強い体をつくるためには、無理をせずリラックスした生活と野菜を中心としたバランスの良い食事を心掛けるほかに運動がとても大切です。有酸素運動は、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化し免疫力を高めると言われます。楽しみながらストレスのない有酸素運動効果の高いウォーキングは、中高年者にもっとも適した運動といえます。
【どうして一日一万歩?】
生命を維持するに必要な消費エネルギー量を基礎代謝量と呼び体重1Kgにつき約25キロカロリーに相当します。
では、体重56Kgの人は?
ウォーキング30歩で約1キロカロリーが消費されますので下記のようになります。
食事からの平均摂取量2100キロカロリー
平均基礎代謝量1400キロカロリー
平均仕事量400キロカロリー
余分のカロリー300キロカロリー
30歩×300キロカロリー=9000歩・・・・・となります。
【効果的なウォーキングのポイント】
・胸を張って背筋を伸ばして歩きましょう。
・腕の力を抜いて大きく振りましょう。
・必ずかかとから着地しましょう。
・歩幅は広くして歩きましょう。